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ミドルシニアが社内外コミュニケーションを円滑に企業に期待されるミドルシニアの持つ強みとは

企業が実感する人手不足の実態

 2020年1月、帝国データバンクの発表によると(参照:人手不足に対する企業の動向調査(2020 年 1 月):https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p200206.pdf)、従業員の過不足状況の調査で、正社員について「不足」していると回答した企業が49.5%にも上りました。前年と比較して若干の減少はあるものの、半数近い企業で人手不足を感じているとの結果が出ました。

 規模別に見ると、「大企業」は60.2%の企業が、「中小企業」は46.9%、「小規模企業」は42.7%の企業が人手不足を感じており、規模の大きな企業ほど人手不足を顕著に感じていることがわかります。

 業種別では、「放送」が最も高く、次いで「情報サービス」が、その他「建設」、「運輸・倉庫」、「メンテナンス・警備・検査」などの業種が従業員の不足を感じており、いずれも65%以上と高い数値を記録しています。

 少子高齢化が叫ばれる現代社会で、数多くの企業が直面する企業課題である「人手不足」。定年年齢の引き上げや労働生産性の向上など様々な策を打ち出す中、未だ解決の糸口の見えないこの問題解決の鍵となるのが「ミドルシニア」なのではないでしょうか。

ミドルシニアの持つ強み

ミドルシニア世代には、若い世代にはない「経験」とシニア世代にはない「稼働力」があり、これはミドルシニア世代が持つ大きな強みになります。
中でも特に「経験」に着目してみると、成熟した「コミュニケーション能力」と「マネジメント能力」は、様々なシーンでの活用が期待できます。

ファーストキャリアで経験と共に培った、顧客や同僚との信頼を構築し、円滑に関係を保つための「コミュニケーション能力」は、取引において顧客からの信頼を得て会社に利益をもたらし、社内でのスムーズな情報伝達を可能にするでしょう。
また、ミドルシニアが試行錯誤しながら、若手を率いて人材を管理・育成することで培ってきた「マネジメント能力」は、若手には持ち得ない能力であり、セカンドキャリアにおいても若手をマネジメントするシーンで絶対に役に立ちます。

人手が不足し、各企業の雇用が流動化している今だからこそ、ミドルシニアの持つ強みは最大限発揮されるのです。

期待されるミドルシニアの活躍

 100年間生きることを前提とした人生設計が必要とされる人生100年時代。そんな現代において、まだまだ現役世代として働ける「ミドルシニア」の採用は、各企業で叫ばれる正社員不足を解消するための解決策として期待されています。

各企業の「ミドルシニア採用」も、単なる労働力のカバーとしてではなく、活躍を期待しての採用の積極的な採用戦略として考えられるため、正社員不足による雇用の増加や労働生産性が必要になっている現在の状況から、今後もますます加速していくことが予測されることがわかります。

ミドルシニア世代は、この追い風となる状況に適応するべく、それぞれのキャリアの再考が必要な段階に突入していると言えるのではないしょうか。